痛みの神経生理学を理解するには「細胞膜」の構造と働きを理解することが大事です

さて、大阪コラボセミナーが3週間と半分になりました。今日は休診日でしたので、午前中は床屋さん行ってサッパリして、午後からは資料作りで脳に汗かいて。。。

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僕がセミナーでお話する内容ですが、前半は「痛みの3つの側面」と「痛みの概念の変化」をお伝えして、後半1時間は「痛みの神経生理学から見た痛みとは?」をお伝えする予定です。

痛みを認知するまでの流れすべてを今回お伝えすることはできませんが、正直今回のお話の理解なくして先に進めません。それほど重要です。

「なぜ痛みが発生するのか?どうすれば痛み信号を抑えることができるのか?」

教科書的には細胞内にナトリウムイオンが流入してきて、細胞内がマイナスからプラスに変わること(この説明も気を付けないと誤解を招く説明なのですが。。)で脱分極が生じ、それに続き活動電位が発生しそれが軸索を伝導していくわけですが、まぁ、教科書読めば「そうなんだな」と思いますが、よくよく考えてみたらわかったような、わかんないような・・・・

そうなんです、教科書に書かれている内容は色々な前提の説明が抜けていることが多いのです。

なんで、チャネル(穴)が開くとナトリウムイオンが細胞外ではなく、細胞内に流入するのか?なぜ静止膜電位が⁻70mvで安定しているのか?なぜ細胞のかなりのエネルギーを使って細胞内からナトリウムイオンをくみ出して、カリウムイオンを細胞内に取り入れているのか?この働きが低下した場合、どうなるのか?

脱分極ー起動電位ー活動電位ー再分極ー過分極

「興奮」に向けてのこの流れが大事なんですが、じつはもっと大事なのは「静止」なんだと思うわけです。

なぜなら静止なくて興奮はないからです。

細胞はどのようにして「静止状態」を維持しているのでしょうか?今回のセミナーではこの部分をわかりやすく説明します。

メインは「細胞膜」です。

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細胞膜の構造と働きを理解しましょう!!

僕は高校で生物をとっていたので、うろ覚えでしたが、あらためて学んでみると細胞膜の働きに感動しますよ。身体のなかではこんなに頑張ってたのねって!!(笑)

脱分極や再分極などの理解も大切なんですけど、暗記はセミナー参加しなくたって家で本読めばいいんです。
じゃなくて、なぜこうなる?っていう仕組みが少しでも理解出来ると痛みを考えることも楽しくなるんじゃないかなって。

午前中しっかり頭を使ってからは、午後からは朝倉先生、早坂先生の感情、情動的な痛みの説明を頭で考えすぎず、感じてください。

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(すでにお申込みしてくださった先生方、有難うございます。)
また、4月1日(日)は東京セミナーです。会場が確保でき次第お申込みファームからお申込みできますのでご連絡致します。こちらもすでに参加しますって先生方有難うございます。

◆セミナー概要◆
日時 2月25日(日)
時間 10時~17時(予定)懇親会あり(予算5000円程度)
受講料 3万円(税込)
場所 大阪府泉大津市田中町5番15号フジミビル
   南海本線関西空港から電車で30分の泉大津駅

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ご参加心よりお待ちしております。

   

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